【ブレヒロ】タイトルマッチのプレッシャー

タイトルマッチに打ちのめされる。

タイトルマッチはランクマッチと違い試行回数が限られている。
その限られた試行回数の中で如何に高ポイントを獲得し、勝ち星を積み重ねられるかがタイトルマッチの肝である。
ゆえに1番重要なことは兎にも角にも負けないことである。

これは攻撃側、防衛側ともに言えることで、防衛側で負けるよりも攻撃側で負ける方が獲得ポイント的にダメージは大きい。
攻撃側では勝利時獲得BPの高い順から勝てそうなプレイヤーを厳選して戦っていくことになるが、わずかなポイントの上積みのためにリスクを冒して負けることもあるし、セーフティに行きすぎて終盤の順位争いに負けることもある。

このあたりのバランスがなかなか難しいところで、1番やってはいけないのはつい熱くなって負けたプレイヤーに再戦を挑むことである。
わたしなんか1回負けると自暴自棄になって何度も再戦したり、もうどうでもいいやとポチポチと近くのプレイヤーを適当に選んで早送りしてしまいがちだが、これはやってはいけない最たる例である。

負けは負けと認めて次に行く方が冷静になれるし、盾が3枚あろうと抜けるときは抜けるし、盾が1枚でも抜けない時は抜けないのだ。
そういうときは、事故に遭ったと割り切ってこだわらずに諦める方がよい。

やはり、勝負たるもの勝敗を決めるのは研究に裏打ちされた対応力であり、自制もできずにこんな感じ?大丈夫かな??お願いポチィ!みたいなノリのわたしはいつまでたってもトップに立てないタイプなのである。

特に報酬格差の大きいトップ争いは熾烈そのもので、ポイントが肉薄している中でのバトル開始の重圧たるや相当なものである。
中には大量の分析メモやExcelシートを武器に攻略してくるプレイヤーもいるため、適当に脳筋で流して上位を狙えるほどタイトルマッチはあまくはないのである。

大量ポイント獲得のカギは全体攻撃。

まず、トップ10争いをするには全体攻撃をマスターする必要がある。
獲得BP上位パーティーに対して攻撃アップバフと弱点ダメージアップバフ、BB倍率アップバフをてんこ盛りにして起爆、挑発ユニットもろともオーバーキルするのである。

戦術BPは総合ダメージ量を参考にしているため、タイトルマッチでトップ争いをしているプレイヤーはほぼこのスタイルでやっていると見て間違いない。
それならわたしもやってみるかと全体攻撃ユニットを5体揃えてみたけど、見るのとやるのでは大違い。

まず、全体攻撃発動条件をクリアするためのダメージ計算をバトル毎に行うことが必須となる。
ユニットの攻撃力と防御力、装備するスフィアの攻撃力と防御力から足したり引いたり割ったりしながらダメージ計算を行い、さらに敏捷値や属性、攻撃フォーカスまで考えてユニットを配置しなければならない。

タイトルマッチは相手プレイヤーの装備まで事前に調べることができるので、ひとたびサボればすぐに結果に出てしまう。
しかもたった1回のミスが命取りのバトルで、あれ?間違えた!と思ってもやり直しは効かない。

わたしも全体攻撃を発動させるくらいまではできるけど、さすがに25戦ノーミスはしんどすぎる。
1戦1戦神経使って疲れるし、トラップが仕掛けてあることもあるし、ミスしたときの絶望感からわたしの全体攻撃の使用率はだんだんと減っていった。

25位じゃダメですか?

そこでわたしがターゲットにしたのは天星召クラスの11位~25位。
順位報酬は1位が10000ブレヒロポイント、2位~10位が5000ブレヒロポイント、11位~25位が1500ブレヒロポイントという中の1500ブレヒロポイントを奪取しに行く。

ご覧のとおり10位以内とそれ以外では獲得報酬量が相当違う。
ぜんぜん違うけど、スフィアやアートスキルの見落とし、攻撃順や並び順の見間違いをちょいちょいやらかすわたしは、疲労と報酬のバランスから25位以内を目指すのが無難なところとなっている。

また、天星召クラスは金曜5戦、土曜10戦、日曜10戦の計25戦が週末に開催されるため、あとでやろうとのんびり構えていたらいつの間にか寝てしまい、気がついたら0時を回ってバトルを消化し忘れたなんてこともあるので注意されたし。

ブレヒロポイントはいくらあっても困らない。

プレイヤー数が増えている関係か、ユニット強化に使うスフィアが高騰の一途をたどっている。
わたしはプレイヤースキルが低いためタイトルマッチでトップ10入りが難しく、ステーキング報酬のOASをBPCに両替して毎回マーケットから餌スフィアを調達していた。

そのコストがかなり重くのしかかり、新しいユニットを作成するのを躊躇するレベルになってきている。
そんな中で追い銭なしでオリジナルスフィアを入手できるブレヒロポイントは、わたしにとってとても貴重な存在なのだ。

今後LLユニットの販売もBPCベースで行われることから、ブレヒロポイントで取得したスフィアのマーケット転売も狙われるだろうし、BPC温存のためポイントの争奪戦が今後さらに激しくなるのではないかと危惧している。

つづく